鳥ってこわいよね。
映画、君たちはどう生きるか
を
観てきたよ!
えーっとね。
まあ要は、
ポップコーンたべながら、ゆったり笑ったりおおー!とびっくりしながら観るエンタメ映画ではない。ラピュタやトトロやもののけや千尋ではない。
断じてない。
感動したし、わたしはうるっときたところもあった。それは、、、ネタバレ。わたしが男の子の母だからだ。
以下、ネタバレときつい表現がきます。
ひとことでいうと、
長い間マザーコンプレックスをこじらせた言いたいことがいっぱい世の中にある宮崎監督、83歳、やりたい放題。
絵が恐ろしく美しいので観ていられる、と言った知人がいるがうなずける。(冒頭の火災のシーンだけでもすごい画だった。あんなもんみたことないわ、人生で。やっべ。)
この映画、
監督の、もしくは我々の
死生観、っていうのかな。
それを、丁寧に見つめ、一冊の📕本、
もしくは山奥のポツンと佇むミュージアムへ出かけ、
一枚の大作の絵画を観て一日、過ごすような雰囲気の映画だ。
とにかくこの世とあの世の境目で冒険しながら、自分の奥底を潜っていきながら、
なおかつ成長していく主人公。
観る人、観る人の年齢、性別、家族構成などで、
レビューもめちゃくちゃ異なるだろう。
オーストラリアへ🇦🇺旅したことがあるのだが、
そのときな、鳥がな。
めちゃくちゃこわかったんよ。
鳥だけの動物園に入ったんやけど、まじで大きな鳥、カラフルで声がでかいし、とにかく迫力があるし、目がやっばいんよ。あいつ。移動はええし。笑
があっ!!って肩にこられても、
本気で恐怖しかなかったんよ。なんでも食うし、あいつら。爪でかいし。笑笑
日本の雀とかカラスとか、鳩とか。比じゃないよ、
野生の大群の鳥ってまじこええよ。しっとる?
清濁併呑、
闇も光もどちらもあるのが世の中、
悪者?のペリカンの亡くなる瞬間はカッコよく、
ヒロインにより燃やされ亡くなるワラワラもいることは当然とされる。
ラスト飛び立つセキセイインコは、ヒロインの顔に糞をおとすし、
妊婦の妻に重い荷物を持たす父親も出てくる。
キリコは勇ましいけど、ババアになったらタバコをせびるし、爆笑🤣
七人の小人、じゃなかった老婆はとにかく不気味に最初思えたし。
ナツコも、母親とおんなの部分と両方なまなましく表現されていて、
綺麗なのはヒミだけ。この辺がとにかく、母親の神聖化を感じたよもう。
亡くなってもいいよ!マヒトを産めるなんて最高じゃない♡
ってヒミと別れたとき、ぶわっ!て震えて泣けちゃったんだけど(膝に👶いたから
あれは、監督本人が、母親に言って欲しかった、思ってて欲しかった、言葉なんよな。たぶんな。
なんていうか、、、
陰陽というか、
いいも悪いも、正義も悪も、ひとりのなかにも。もちろん世界にもね、ぜんぶある。
宮崎アニメってそうよな。悪役も愛らしく、美しい場合が多いもんね。勧善懲悪では無いじゃない。
その上でどー生きんの?ねえ?ちょっとあんた?ああん?
って
感じさせられる映画。
でした!!よかった!!
でももう、映画館では観ないかもな。彼の映画は。
いや、これは、もう自身に、向き合って向き合って向き合いつくした人間の作品でしたよ。
ポップコーン片手にはみれまへん。
自分も感性ぜんぶかっピラいて、
正座全裸待機で帯だけ締めて見んといけんな。
(なんやねんそれ
はあ、、、よかったです。
リンク🔗おいとくね🫴
では!!
NORI
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