アート オン スクリーン観た!
クリムト、あんまり在学中に美術史で習わなかったのだ。
でも友人の家に、レプリカが飾ってあってね。
有名な絵画🖼️、
接吻ってやつ!
知ってる?
あれね、正方形🟨らしいの。インスタかよ!
すげーなあ、ってほれぼれ。ウイーンに行きたくなったよ。
なんかね、めちゃ色男だったみたい。彼の描く女性はどれも美しくて、いろんな
女性を描いていたけど、結局
モチーフとして見ていただけで、誰も心のなかにいなかったのかな、、、とも言われていて、
ここには描けないようなドローイングもドアップで出てきたりして、
この画家の絵は、
美しい愛の讃歌のように伝えられているけど、
悲しみや死生観、反戦の思い、
常に新しいものへ貪欲に、
見た物を積極的に作風に取り入れていった、
すごく柔軟なひとだったのかも?とも思った。
貪欲に、好きな世界を徹底的に美しくつくっていく。
その執念。
なんか、、、死の直前まで描いていて、
未完の作品とかも出てきて圧倒された。
ほんっとーにこのひと、絵を描くのが、
すっきなんだなア
すっごい絵描きなんだなあ
根っからの絵描き。
人生に見事に無駄はない。
人は皆そう語る。
そうか。そうかもしれないな。
筆をもつことに、
色を鮮やかに重ねて行くことに抵抗がないわたしは、
やはりあの時代に培われた、美しさのバランスを取るチカラ、そこが土台になっている。
すくなくとも、この映画を観たいと言う感性は育たなかったな。
首がもげそうなほど、うなづいた映画だった。
国宝もそうだが、アーティストというのは、どこか人を人として見られないところが、よくも悪しきもあんのかもなー。
男性はとくにそうかも。
女性を描くとき、
塑像で作るとき、
そう思う。
リアルなおんなとはなれていく神格化のうつくしさ。
理想が作品のなかにあって、もう完成まではあんまり、対象は関係なくて、自分のなかの道のみ、ってかんじ。
モチーフだからそれはそうね。
私も振付師という筆を振り回してく。
気をつけよう。
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